07/09/2019   /  Diary
わたしが何も持っていなかった時
いつか神聖なもの親密なものを見つけたいと思った
道の途中で仲間に出会い一緒に旅に出た
宇宙が裏返ってしまうところまで行こう
山をのぼるとすべては消えて輝く星空だけがそこに残った
ただわたしたちは存在した
海に潜るとくじらの深いため息が
すべての中心から蒸発した
ただわたしたちは存在した
道は長くまっすぐだったり曲がりくねっていたり
森の中で鳥や動物たちと踊った
ただわたしたちは存在した
木は果てしなくのびて空に向かい花は世界を覆い尽くした
根は深く時計を止めて歴史の基盤となった
ただわたしたちは存在した
時間と空間
魂のいれもの
Home Sweet Home
元いた場所で何も持たずぜんぶがあって
すべてに向かって開かれている