04/08/2019   /  Diary

意識の中では過去も未来も遠いことも近いことも入り乱れて波間に浮かび、それをなんとか線にしようとして自分の歴史をつくる。整合性も正当性もない、誰もが好き勝手な物語捏造できる。誰かの視点の感情移入させてくれない思考の流れの奔流に巻き込まれてあちこち知らないところにつれて行かれる時、世界が膨張してそれを含んで今いる場所が違って見える。。それは最高の読書体験なんだろう。幻想と現実は薄皮一枚隔てていけいけで気がついたら嘘がほんとで、ほんとは嘘に。一体何が真実なのか、それぞれの穴から世界を見てる。似たような気分味わったこともある。文章に没入して感じる共有感も互いのフィクションの中にフェイドアウトしてただ置いて行かれたまますべてははるかかなた。現実の空虚さの中に識別できないまま全部流れ込む。一体何が真実なのか。好んで嘘をつきたい時だってある。カーペンターズ・フォーエバー、中原さんの新しい作品またわけわからなくて最高でした。